住友金属鉱山株式会社・銅滴 昔の銅山で真吹炉で溶かした鉱石を鋳込む際、滴った溶湯が自然に固り、みるからに風情豊かな造形となることから注目されました。 千差万別なそのフォルムは、ある人には仙人の棲む故山を想わせ、ある人には黄金に輝く鍾乳石筍の霊妙さを感じさせて、「金が積もって縁起が良い」ものとして珍重されました。 銅分99.5% ・金分110g/t・銀分1300g/t 重量約5kg 高さ約42cm 木製ケース付 -------------------------------------------- 日本の三大銅山として、その名声をとどろかした別子 「銅山は、元禄4年の昔に始まり、280余年も続きました。 「その昔、真吹炉で溶かした鉱石を鋳込むとき、滴った 熔湯が自然に固まり、見るからに風情豊かな造形となり、 また千差万別なその姿は、興味深く、ある人は仙人の棲む枯山を想い、ある人は黄金に輝く鐘乳石筍の霊妙を感 じ、金・銀・銅より発色する複雑美麗な色彩をかなで、 「金が積って縁起が良い」ものとして珍重され、昔から 置物として飾られてきました。